I can't stop loving you !!

うるうるなその笑顔 見つめちゃうのさ

ごめん やっぱ あなたたちが好きです

どうしてこうなってしまったんだろう。

 

いやそれはなんとなく分かる

分かっているつもりなんだけど

 

けんとと3人の気持ちは受け止めたつもり、なんだけど

受け容れることはまだできなくて、感情の大きさに押し潰されそうで、しんどい。

 

 

2019年7月、わたしが中島健人を好きになったとき、けんとは25歳だった。とてつもなく光り輝いていた。煌々と光を放っていた。聡ちゃんが休んで約半年ほど経ったときだった。確かアオハルが終わるくらいで、ハムレットが始まる前だったと思う。つまりテレビ雑誌に書かれるレギュラーはけんとの初耳学とゴチくらいだった。

好きになって初めて出たシングルは麒麟の子/Honey Honeyだった。実に10ヶ月ぶりのシングルリリースだった。

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翌年2月にけんとがアカデミー賞のリポーターを務めた。映画と海外、どう見てもけんとにとって理想が詰まった仕事だった。

直後、コロナ禍が襲った。けんとと平野くんの未満警察が不完全燃焼に終わった。不完全燃焼、はわたしの勝手な感想でしかないが、やりたかった撮影やPRができなかったことは想像に難くない。脚本の歪みもあった。もっと壮大なドラマになる予定だったんだろうと思う。誰のせいでもないことに、悔しさが残る。

夏、聡ちゃんが復帰した。初めて見る5人の立ち姿は、ああこれがSexy Zoneかと、完璧だ、と思った。全てのバランスが取れている。綺麗な五角形をしている。今思うとオタク人生であのときが一番幸せだった。あの期間があったからわたしはこれまでこんなにもSexy Zoneを好きでいられたんだと思う。

冬、マリが休業に入った。正直、戻ってこないかもしれないなと思った。マリの見ている世界はもっと広くて高いところにあると感じていたから。

 

2021年5月、初めてSexy Zoneに会えた。ようやく。あの眩さは忘れられない。

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2022年10月、コンコルディアの製作が発表された。海外ドラマ。けんとが夢に見ていたであろう海外ドラマ!でもそのとき公式のInstagramは存在しなくて(長谷部宗介のはあったけど)、事務所のいろんなルールが妬ましくて悔しかった。大きく羽ばたこうとしているときに事務所が足枷になってどうするんじゃい!これ今でも根に持ってる。

12月には初のドーム公演があった。55,000人の観衆の前に立つSexy Zoneは本当にかっこよかった。ドームが似合っていた。

ラーゲリを観に行く途中、マリの卒業報告を受けた。ドーム公演の直後だった。

5人が作ってくれたあの5日間は、オタク人生で二番目に幸せだった。マリが休業に入った時点で、もう見られないかもと思っていた景色を5日間も見せてくれた。ステージにも立ってくれた。Instagramを開設して、思い出を残してくれた。

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翌年秋、界隈に激震が走った。解体され、名前を失い、好きな人たちの仕事が奪われた。

それでも2023年はSexy Zoneにとって飛躍の年だったと思う。シングル3枚リリース。2019、2022は1枚しか出せなかったんだから、これは完全に売れ始めている、世間がSexy Zoneの音楽に気付き始めている!YouTubeの再生数伸びも上々。とはいえ増えている層がオタクではないから複数枚買いは見込めず、売上は他グループと比較してしまうと口を閉ざすしかない。でもあの椎名林檎の曲提供なんて、 みんなにもイイでしょと自慢しちゃうよ!これはいける。これはいけるぞ!サブスクさえ解禁できたら、複数枚買いしない一般層でも取り込める!ドームだって二度目があるなら三度目もあるかも!

 

そう思ってた。

 

近頃、30歳という節目をすごく口にするなってことは気付いてた。

アイドルについて口にすることが増えたのは、単に推しの子からくるアイドル概念ブームのものかと安易に思っていた。

"かっこいい"にこだわる人が、"かわいい"も積極的に取り入れてくれるなと感じていた。

映画も海外も、前よりずっと近くにきていた。

 

2024年1月8日、Sexy Zoneから中島健人の脱退が発表された。

どこにもすっぱ抜かれることなく、自分達の言葉で、ファンに一番最初に伝えてくれた。それはかなり救いだったように思う。この人たちを信じられると感じることは、好きな人たちを好きでいられる根幹かもしれない。

 

けんとは数年先までプランを考えていると言っていたから、今回のこともきっとそのプランの中にあったんだろう。

30歳という年齢なのか、グループから離れても他のメンバーがやっていけるタイミングなのか、情勢なのかはわからないけれど。でもいきなり思いついたとは考えられない。秋口のゴタゴタで決心したのか、30歳を見据えたときにたまたま秋口に世間がゴタゴタしていたのかもわからない。

 

こう書くとわからないことだらけだけど、でもまあ、けんとがいつまでもSexy Zoneというグループの一員で留まるとは思えなかったよ。

だけど、Sexy Zoneをもっともっとデカくして、国立に立ってYeah 国立のSexy Lovers!?って言うと思ってたよ。そういう思いを全部背負って先頭を走り続けてくれるんだと思ってた。勝手にね。

グループの一員で留まるとは思えないことと、グループでずっと走り続けてくれると思うことに矛盾は感じなかったんだよね。きっと後者は半分祈りでしかなかったから。

 

しかしこうやって書き連ねると、わたしが見てきた時間だけでも、一番輝きたいとき、一番尖って何にでもなれたときに、何かしらがそれを遮ってしまったことが何度もあったね。

それでもけんとは常に自分の手で、道を切り拓いていた。努力と愛嬌とちょっとの強引さがけんとの進む道を作っていた。

きっとずっとSexy Zoneを信じていたんだと思う。だから全部背負って先頭を走ってくれてたんだと思う。確かにそろそろ、その努力と愛嬌とちょっとの強引さを、自分だけのために使っても良い頃なのかもしれない。

 

"グループでいたら自分が望む世界は見られないから切り捨てる"みたいな構図がどうしてもちらついてしまうけれど、もしかしてもしかしたらそんな可能性もゼロではないのかもしれないけど、わたしが見てきたけんとはそういう理由で決断する人だとは思えない。実際、けんとの言葉で語られる内容では、けんとの未来もグループの未来も「発展的」に進むための選択だと言っていた。ならばきっとそうなんだろう。だから苦しい。

わたしが見てきたけんとはいつも愛に溢れていて、真っ直ぐで、中途半端ではだめで、常に走り続けている。だけどちゃんとこちらを見ていてくれる。後ろは見ない。何かを諦めたりはしない。自分のことも、Sexy Zoneのことも。

 

そのけんとが、多くのファンが悲しむことが容易に予想できる「脱退」という道を選んだということに、ただならぬ強い決意を感じる。その意志の強さが好きだなと思う。ジレンマだよもう。

 

一人でやりたいなんて思いついてくれなければよかったのにね。でも一人でやりたいと決断するけんとのことが好きなんだよな。そして誰かに止められたらやめるような人じゃないから好きなんだよな。けんとが一人でやりたいと思いついてしまった時点で、もうこの道しかないんだよね。だけどそれって、もしかしたらそもそもアイドルになった時から描かれていたんじゃないか?それならわたしが好きになったけんとはずっと、これが織り込まれたけんとなんだよね。

 

けんとを好きになったら、Sexy Zoneのほかのメンバーのことも大好きになって、Sexy Zoneの音楽も、ライブも大好きになった。この人たちが見せてくれる景色をずっと見ていたいと思った。

ふまけん。どうしても言わずにいられない。ふまけん。ふまけんは、もう、背中合わせのシンメではなくなってしまうのですか。

ふまけんが二人横並びで花道を歩くとき、そこが世界の中心だった。二人にしかわからないことがありすぎた。二人がいるから、なんかスゲ〜ことできちゃうんじゃないの!?って思ってた。こっちにけんとがいるなら、あっちに菊池がいるでしょ。そういうもんだと思ってた。

ずっと背中支え合っててよ。二人とも面倒臭い人間同士なんだから、野放しにしないでよ。誰が面倒見るのよ。誰が本心に気付いてあげられるのよ。

3人が最終的にけんとを止められないのなんて当たり前だよ。わかる。その3人をなぜ責められようか。かといって、決断したけんとのこともなぜ責められようか。誰も悪くない。

 

けんとは生き様がアイドルなので、アイドルを続けるという発言に嘘はないんだろう。でもソロのアイドルとグループのアイドルは全然違うよ。自分の意とは別のところから発生するものを、自分の内に入れて発揮するところが見たいよ(エミリーとかね!)。グループでだけ見せる顔もまだまだ見足りないよ。ちょっとおてんばなところとかさ。もっともっと見せてよ。いろんな顔見せてよ。

 

ヤダヤダヤダヤダ!ずっとヤダヤダ言っていたい!だっていやだもん。Sexy Zoneが別々の道に行くの、いやだもん。マリは別々の道だけど並んで同じ方向を向いてるじゃん。ベクトルが。けんとは多分、ほんの少し違うところを見てる。

でも別にそこ、往復すればいいじゃん。けんとのエネルギーなら往復できるよ。どっちもフルスロットルでいけるよ。他のセクシーもそれを拒んだりなんかしないよ。だから一緒にいてよ。ずっと一緒に上目指してよ。ソロでもグループでもてっぺんとってよ。

 

多分あと数ヶ月もしたらある程度答え合わせができて、あ〜〜〜それならその選択をするしかないよね、、ってなるんだと思う。何かしら自分で納得する理由を見つけるんだと思う。でも今はまだ無理だよ〜〜〜〜〜全然無理だよ、応援する気持ちがないんじゃなくて、受け入れる心の余裕がないんだよ。

 

グループ名を変えようと決めたのが先なのか、脱退が決まったのが先なのかはわからないけど、けんとが新しい道に進むと同時に、3人も新しい道に進む。Sexy Zoneという名前とSexy Zoneを愛している人だけが、なんだか過去に残されていく感じがする。過去になっちゃうのかあ。そうなんだよな。寂しいな。寂しいよ。

Sexy Zoneの名前が変わるのって、けんとの脱退の話が出るまでは単に名前が変わるだけだと思っていたから、こんなに大きな意味を孕んでいるなんて想像もつかなかったよ。Sexy ZoneSexy Zoneって名前じゃなくなっても、中身は何も変わらないから同じように愛していくだけだと思っていた。でも中身、変わるじゃん。完全に新しいグループが始まるんじゃん。だったらもっとSexy Zoneって名前を慈しんでおくんだったよ。確かに今思えば、Sexy Zoneの思い入れが少し過剰に感じたよね。そういう違和感をスルーしちゃいけなかったな。

ライブに行ったらSexy Zoneがもっともっと好きになりました。今はまだ10年の中のたった2年しか知らないけれど、20周年のときには12年応援している計算になる。そうしてどんどん、一緒に歩んできた時間の割合を増やしていけたらいいなと思う。

初めてライブにいったときのブログ記事。今わたしは12年の中の4年を知っているところ。ここで「Sexy Zone」の歴史は終わる。

20周年か。8年後。正直、今は全く見えないや。明日の気持ちも読めないもん。こんな気持ちになる日が来るなんて思わなかった。ずっと変わらず一緒に歩んでいけるんだと思っていた。永遠なんてないって、推しは推せる時に推せって、前に某女子アイドルを好きになったときによく知っていたはずなのに、永遠に続くかのような気持ちになっちゃってた。そういう魔法をSexy Zoneは使ってくれてたようにも思う。

 

けんとも菊池もしょーりも聡ちゃんもマリも、みんなみんな心の底から応援してる。5人が望む景色を見れたらいいなって思う。

それと受け容れることはやっぱり別なんだよな。わたしにとっては。もう決まっていることだから何を言っても変わらないし、文句を言うつもりでもないんだけど、地団駄踏ませてよ。

 

時間薬なんだろうな。もう少し時間をください。

Danke schön

寂しい気持ちは抱えたまんまで、5人の新しい道を応援していくよ。という文を書き残しておきます。

 

12月27日、映画「ラーゲリより愛を込めて」をようやく観に行けることになり、映画館に向かう道中だった。

FCからのメールはなんとなく不穏で、URLを開く前にTwitterを開いた瞬間に全てを理解した。

そうなる予感はあった。でもそれが今だとは微塵も思っていなかった。いつか来るかもしれないけどその日が目前に迫っているなんて思いもよらなかった。

ラーゲリを観たあと、近くのカフェで動画を見た。涙が止まらなかった。まず何より大きいのは「寂しい」という感情、次に「どうなってしまうんだろう?」という不安、だけどそのふたつと同じくらい「マリの未来を応援したい」という思い。

動画の中の5人は当たり前だけどもう覚悟を決めていて、インスタを開設、これから5人で旅行、年明けには5人で立ったドーム公演の配信をするというのだから涙も引っ込んだ。これはマリの卒業の日に向けて、Sexy Zoneが丁寧に準備してきたものだとわかったから、背筋伸ばしてこちらも受け取らなきゃいけないと思った。

 

いやーーーーーでも寂しいよ!寂しい。アイドルとしてのマリの歌と笑顔を、この先見られなくなることが寂しい。Sexy Zoneが立つステージにマリがいなくなることが寂しい。健マリ、風マリ、聡マリ、しょマ、、マリとの化学反応がもう見られなくなってしまうことが寂しい。CDや写真を買ったり、コンサートでペンライトを光らせたりうちわを掲げたり、直接的に愛を贈ることができてきたけれど、芸能界から退くとなるとそうはいかなくなる。どうやって愛を伝えればいいんだろう?

それから、Sexy Zoneにマリの視点があることは、Sexy Zoneが令和の時代で一歩先ゆくアイドルでいられる大きな理由のひとつだと思うから、これからのSexy Zoneがどのように進んでいくか不安がないかというと嘘になる。どうかどうか、Sexy Zoneがこの先も豊かな感性であってほしい。多分大丈夫だと思うんだけど、やっぱり特殊な環境だろうから。マリが先陣きってきた道筋をどうか消さずに進めてほしい。これはもう、ただ信じるしかない。

なにより、いつかこの寂しさを忘れてしまうかもしれないことが怖い。

 

だけど。

Sexy Zoneが長い時間をかけて、強い意志で、この決断をしたことを知っている。

5人が幸せであるためには、必ずしも5人が同じ道を進むことが是ではないことがわかる。

Sexy Zoneのことが大好きだから、Sexy Zoneには幸せであってほしい。

だから、Sexy Zoneが5人で出した答えを応援する。

今の寂しさはいつか今より少しだけ落ち着いてしまうかもしれない。でも今は、この寂しさを少しだけ愛おしんでおきたい。寂しくなくなることが一番寂しい、そうでしょ?

 

健人くんは、自分の中の欠けた分の歪みに気付かず頑張ってしまうし上手く取り扱えてしまうひとなんだと思うから、あなたの笑顔にわたしは救われてしまうけど、あなたの笑顔を守れたらなと思う。

菊池さんはきっと誰にも見せずひとりで泣いたことでしょう。きっと一番、ただひたすら祈っていたでしょう。だけどきっといち早く、マリの決断を尊重しようと決めたことでしょう。長野5人旅で菊池さんが泣けたことに安堵したのはそのためです。菊池さんが泣ける場所があってよかった。受け止めてくれるメンバーがいてよかった。

しょーりが5人を守り続けてくれたから、今のSexy Zoneがあると思っていて。語弊を恐れずに言うなら、Sexy Zoneって佐藤勝利でしょう。Sexy Zoneって佐藤勝利の形をしているでしょう。しょーりがこだわり続けた"5人"がいま形を変えた"5人"になろうとしているのを、しょーりが応援すると決めたなら応援するしかない。だってSexy Zoneの真髄って佐藤勝利だから。応援するのが一番Sexy Zoneらしいってことだから。一番Sexy Zoneらしいところを、ファンとして胸張って、同じ方向を見ていたい。

聡ちゃんのそぐの言葉を何度も繰り返し読んだ。聡ちゃんがお休みしていたとき、きっとマリが守っていたんだろうことがなんとなくわかる。多分今回は、聡ちゃんがマリを守る番なんだろうね。当たり前だけどそこにわたしたちが入る隙はなくって、今思うのはこれからの聡ちゃんをわたしも守りたいなということ。聡ちゃんの強さを知っているから、知っているけど、聡ちゃんがちょっとだけ踏ん張る力が欲しいときに力にならせてほしいよ。

 

ねえマリちゃん。アイドルという道を選んでくれてありがとう。Sexy Zoneになってくれて、ありがとう。だからわたしはあなたに出逢うことができました。あなたの描く夢は、わたしの夢にもなりました。

心も身体も、どうか健康で。これからもあなたの道に光が溢れることを祈るばかりです。

 

この先Sexy Zoneがもっと大きなステージに立ったときにも、わたしはきっと「5人で辿り着いた場所だ」と思うだろう。

5人で掴み取ったドームに立ち会えてよかった。オレンジ色の光のひとつになれてよかった。あの景色が、この先のマリの人生で支えになる瞬間があるかもしれない。あるといいな。

寂しい気持ちを抱えて、5人の新たな門出を祝します。

 

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慣れない世界で君を見つけた

今日は中島健人さんに出会って丸3年の記念日です。

 

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思えばこの3年、色々なことがありました。

THE MUSIC DAYの健人くんに撃ち抜かれ、あれよあれよとものすごい速さで今いるところまでやってきました。

初めてジャニーズのシングルの発売というものを経験しました。初めてコンセプトアルバムというものを知りました。初めて会えるかと思ったライブは延期になり、配信に切り替わりました。長い長いコロナ禍をRUNという曲が支えてくれました。5人が並ぶところを初めて見た日、Sexy Zoneの強さを感じました。去年ようやく、初めて画面を介さずにSexy Zoneに会うことができました。そして今年も猛暑の中Sexy Zoneに会って、Sexy Zoneが現実に存在するのだということを噛み締めました。

 

恋は3年で冷めるとはよく言ったものですが、冷める気配が感じられないのは、恋とは少し違うかたちをしているからかもしれません。

 

Sexy Zoneがわたしが生きる世界と同じ世界に間違いなく存在していて、同じ時間を生きているというだけで、なんだか目の前が少し明るくなる気がするんです。

わたしにとってのSexy Zoneは、夢だけど夢じゃなくて、現実の中に輝く星のようなもの。落ち込んだ日や辛かった日にも、この日常を紡いでいった先にまたSexy Zoneと会える日があるのだと思うから奥歯を噛み締めて立ち続けることができる。

この3年でSexy Zoneに対する「好き」の気持ちが色々肉付けされてきていて、こんなところが好きとか、こういうときにこうするところが好きとか、色々御託を並べてしまうんだけれど、芯の部分にある純粋な「好き」を忘れないようにしたいなと思う。

本当はできるだけただひたすら、あなたたちの笑顔がわたしの励みになりますということを、素直に伝えられたらいいのだけれど、欲深いし 依存もしてしまうので、難しいものですね。

 

ただこれもひとつの本音です。

Sexy Zoneが今日も明日もその先も笑っていますように。それだけで何もいらないよ。

振り返るハイライト セクシーとのMoments

そこにいたSexy Zoneは夢や幻なんかじゃなく、一緒に過ごした時間は確かに現実で、この時間を忘れないために、そして次に会う特別な日をさらに特別に感じられるように、明日からも頑張ろうと素直に思えるライブに参戦してきました。

 

セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ

2022.6.18 真駒内セキスイハイムアリーナ 夜公演(ツアー初日)
2022.6.19 真駒内セキスイハイムアリーナ 昼公演、夜公演

 

0.Opening

OPはザ・ハイライトの写真で始まる。いや〜〜〜大画面で見るSexy Zone、顔がいい!

今回はテンスのような情緒たっぷりの感じというより、リペのようなおしゃれ〜な感じ。周年コンじゃなくてコンセプトライブに来たんだ!という実感があって楽しい〜〜〜!

 

1.SUMMER FEVER

上からネオンの「SEXY ZONE」の機構が降りてきて、カーテンが開くと文字の間にせくし〜が〜〜〜!いる!!!

これがSexy Zoneの"夏ツアー"!Sexy Zoneの夏、想像よりずっと灼熱でイケイケで甘美で危険な匂いがする。

中島健人さんはEとXの間にいらっしゃるんですが、所謂"飢えた狼のような目"をしてるんですよ。目が合ったら終わり。3公演目、双眼鏡越しに目が合って(けんとあるある)、思わず双眼鏡から目を離してしまった。あれは檻に入れとかなきゃ危険だよ……

 

2.Desideria

1曲目の檻から解き放たれたせくし〜が、炎の中でガシガシ踊る!

3公演目、制作開放席で完全にステージの真横だったんですが、なんかフォーメーション違うな?立ち位置ズレてる?見てる角度が違うからか??と思っていたらMCで謎が解けました。SMGO精神ってすごい。まさかそんな、その場の判断でやってるとは思わないよ。立て続けに見ていてようやくほんの僅かな違和感を覚えるレベルのものを全員が瞬時に提供できるって、その対応力とメンタルとがさすがジャニーズ〜〜〜!ご本人達にとってはミスでしょうけど、実力はこういうときに見えるんだなあ。

 

3.Heat

センステに移動してHeat。全編英語詞を踊りながら、このクオリティの高さで生歌披露できるんですよSexy Zoneは!ふまけんのファルセット痺れる。しょりそうの低音域も安定感がある。

今回のツアー、全員生歌の精度がすごく上がっている気がした。音程が安定してるとかのレベルより数段上の、曲によって声色や歌い方も違うし、声量もある。迫力とか色気とか、表現の幅?が広がった感じ!みんないろんなところでの経験をグループに持ち帰ってる!理想的!

 

4.Prism

ここでリフター挨拶。初日とかもう、Sexy Zoneがいる〜しゃべってる〜〜〜!ってことに感動して全然内容覚えてない。

Prismはさわやかな夏でSexy Zoneっぽいなと思う。Heatとの対比がいい。

 

映像…まさかのシソンヌ長谷川さんと金髪美女のベストテン風。そういえば先日、LIFE!で中島さんと共演、菊池さんとは冠番組、ビクロズのゲストでしょりそうとも共演していた……伏線張りまくりじゃん…いやでもこれは誰も予想できなくない!?長谷川さんのファン、絶対誰も初日入れなくない!?次の公演からは情報伝わって入れるといいね!

 

5.Sexy Zone

80'sアイドルのセクシーゾーンが!登場!曲も80'sアイドルっぽいリミックス!振りも80'sっぽいステップでマイクもケーブル付き!なによりしょーりのマッチ風「セクシーローズ!!!」が、うまいよ〜うますぎるよSexy Zone〜〜〜!

デビュー曲をゴリゴリにリミックスして、コミカルなコーナーで使えるのってデビュー10周年を超えたからできることなんだと思う。ジャニーズってデビュー曲を"神聖なもの"とする印象が強いんだけど*1、去年のテンスでしっかり敬意を払って歌ったからこそ、そこで一区切りできたというか。デビュー曲を軽んじるわけではなくて、10年培ってきたもので新しい魅せ方ができるところにきたってことなんだと思った。

ラスト、全員でバク転すると見せかけてのただの決めポーズが可愛い。知ってる、君たちはやる人たちじゃないって知ってる!

 

6.君にHITOMEBORE

これも80'sリミックスver.でヒトメボレ!ヒトメボレ!は郷ひろみかな。けんとのセリフが毎回違った!

ラストはけんそうで、聡ちゃんがけんとの膝からバク宙する…と見せかけての決めポーズ。かわいい……

 

7.麒麟の子

ローラースケートの登場ですよ!セットの階段に腰掛けて履き替えて、よちよち滑りのせくし〜…曲も原曲よりややテンポ遅め?のアレンジ。2公演目けんとが普通に転んでた。膝のサポーターはお飾りじゃなくて実用です。

カミテでみんなでカメラ目線「Wonder Child !」からの聡ちゃん「レツゴー!」の勢いの割にみんなちんたら動くのかわいすぎる。

ラストはふーくんが側転かロンダートする……と見せかけて真顔カメラ目線で通り過ぎるだけ。天丼ごちそうさまでーーーッス!!!

 

ここで生着替えタイム!ステージ裏との中継が画面に映し出されてカウントダウンされる。初日、中継じゃなくてそれっぽい映像なのでは?と疑ったんだけど(ごめん)、以降毎回違う映像と声だったのでガチ中継でした。

靴下はファミマ!ジャニーさーん!見てるー!?みんなネックレス忘れないで!けんとのカメラ目線水分補給!

今回、Jrなしソロなしなので転換をどうやるのかなと思ってたんだけど、全部巧かった。ちょっと唸っちゃうくらい。何が正しいとかじゃなく好みにすぎないんだけど、わたしはSexy Zoneの転換の仕方が好き。見ている人を飽きさせず、違和感なく次の展開へのワクワク感を高めてくれる。熱が冷めてしまう瞬間がなく全てが連続している。

 

8.THE FINEST

さっきまでわちゃわちゃ着替えてたのにさあ!ギラッギラの衣装でガイコツスタンドマイクを女性に見立てて、オッシャレ〜〜〜な曲を歌うんですよ……裸ジャケットで……………

けんとの汗がいい感じにオイルのようになってテッカテカなんですけど、ちょっっっっと胸筋ヤバくないですか?えっちくないですか?中島さん、このあとも何ッッッ回も襟抜いたり半脱ぎしたりするんですけど、ここまで「見ろ!!!」感があると気持ちいい。「令和の時代ですし、いくら男性とはいえ裸を見るのは、倫理的に…」みたいなの全部蹴飛ばしてくれる。つくづく歓声(今は出せないけど)が力になるひとなんだよなと思う。

菊池さんはまた、綺麗な身体をしてるんですよね……モテる形を作ってらっしゃる。けんととは違う、生々しいエロさがあるよね…

で、聡ちゃん、もとい聡さんですよ。あれ見て聡ちゃんとはもう呼べない。しっかり腹筋が綺麗に割れてらっしゃる〜〜〜いつの間にそんな…ヤダ……嘘、全然やじゃない…でも戸惑っちゃう……聡さんは表情も聡ちゃんと違いますからね…今回金髪×重め前髪だからチャラさがヤバ……

しょーーーりはね、ちゃんとボタン閉めてる。毎回ちゃんと閉めてた。夏でもお腹冷えちゃうからね。おりこう!

軽装だとそれだけ衣装替えの時間も省けるわけで、夏ツアーだから軽装も味になるんだよね。ハァ〜〜〜巧すぎ!誰だよその発想したの!ずるいよ!!!

あとけんとの「望む゛ぅ〜ンまま」が日に日に濃ゆくなっていたのでオーラスにはどうなっちゃうのか楽しみです。

 

9.Summer Ride

ハイ!この曲はこのツアー開始をもってけんしょり曲になりました。思い出は〜からのパートを花道後方で向かい合ってハモるんだけど、ふたりの画が美しい上に声も美しい。ディズニーみたい。

 

10.君がいた夏に…

そうだ〜〜〜これも夏ソングでしたわ…Summer Rideからの流れが完璧。終わりかけの恋と、あの夏の恋の思い出。音の流れも合ってる。

菊池風磨、センステで上から垂らされる白い布の扱いが上手すぎ。包まってみたりそっと翻したり、あなたはその布と、一夜を過ごしたご経験が…?そして毎回その無造作に椅子にかかってしまった布を、自然に戻して去っていく聡さん。アフターフォローの聡さん。。。

ラスト、カーテンがパサッと床に落ちるのが綺麗。恋が完全に終わった感じがする。

 

ここでSチームとZチームに分かれてクラップ練習。普通に難しい。ただでさえメンバー見るのに目が足りないのに画面も見るとなると3倍は必要。…まあライブは楽しむのが大事ですからね!と割り切りまして途中から適当に叩いてたよごめんねせくし〜達…

 

11.ROCK THA TOWN

ありがとう!!!わたしは!ライブで聴くRTTが!大好きです!!!!!イントロもブチ上がるしみんなの巻き舌も大好き!煽りも好き!良曲揃いの中生き残ってくれてありがとう!!!

みんなでクラップしてるから過去イチピースフルなRTTだったのでは?目はやっぱり足りないです。

 

12.シーサイド・ラブ

これもピースフルな雰囲気のままみんなで手の振り。花道沿いにシャボン玉が出てかわいい。シャボン玉を浴びるけんと、テンスの"神…!"のときのけんとと同じ雰囲気してる。

曲終わり、シモテ端の箱のセットのとこにいるけんしょりが激!きゃわわ!初日に2人でかっこつけてて、なんという可愛い生き物なんでしょうねけんしょり。

 

MC。画面の右上にカウントダウンが表示されてて、このご時世で公演時間に限りがあるからいい演出だなと思う。MCもグダりにくいんじゃないかな。確か10分で転換開始、そこから5分で曲開始。この表示もちゃんと凝ってて、ブラウン管時代の生放送で見たようなデザインになってる。うまいな〜!

初日の話題は前日の帰り時間、聡ちゃん1時、けんと1時半、菊池3時、しょーり23時で寿司食べた話。菊池はうなぎ。聡ちゃんはフルーツ。ジャニーズじゃない!

2公演目は前日にみんなで大浴場に行った話。これ、この先10年くらい話すんじゃないかと思う。けんとを誘った話。ふましょりそうにファンサ。聡ちゃんがふまけんに挟まれた。

3公演目はふまそう抱き合っちゃう話、紅白のマリウス、大浴場の話。無限シャンプー。

 

13.Story

さっきまで大爆笑のスットコMCしてた人たちがこの曲を歌い始めるの、頭の切り替えどうなってるの?

丸いライトがふんわりいろんな色になっていてきれい。

生歌で聴けるから余計にぐっとくるものがある。せくし〜、本当にみんなどんどん歌が上手くなっている。表情見たりするより普通に聞き入ってしまう。

 

14.夏のハイドレンジア

センステの階段で夏ハイ。中島さんのハイトーンが素晴らしい。伸びる。声量がすごい。

わたしはこの曲のすごさは「浮かない」ところだと思っていまして。ツアーのセトリではバラード後のミディアムナンバーだからまあ違和感ないんだけど、ザ・ハイライトの中でも馴染むからすごいなと思う。コンセプトしっかりめの80'sノリやEDM満載の中で、一曲だけJ-pop感強くなるかな?と思ったけどそうならない。80's歌謡曲っぽいわけでもないから本当に不思議なんだけど、浮かないんだよね。

 

15.Freak your Body

一瞬ハケ上着だけファーの衣装にチェンジ、メンステに出てきて床上浸水センステに移動。バッシャバシャ水を!蹴る!かっっっっこいいんだこれが!!!語彙力が足りない!

みんな(特にけんと)がこれでもかと脱いでくるし、煽ってくるし、Hahaha〜って入れてくるので声出せたらギャーーーーです。出せないから静かにペンラ振るしかない。許すまじコロナ。

あとこの曲は聡さんと目が合ったら終わりです。ライブ前から想像してたけどやはりそうでした。聡さん、フードも似合う。きくちはロッツォ。

 

16.RIGHT NEXT TO YOU

花道〜メンステに向かってライネク。前半はそんなにガシガシ踊らない。メンステでしっかり踊る。

やっぱりこの曲かっこいい!テンスとは違うアプローチが見られたのも楽しかった!

 

往年の名バラエティ、寝起きドッキリ!司会はシソンヌ長谷川さん!長谷川さんを余すことなく使っていくスタイル!

初日松美、2公演目勝子、3公演目風子でおそらくもう1パターン、エミリーもある。松美は膝が汚い(それでいいよ)。勝子はすね毛未処理子(それでいいよ)。風子はマシュマロほっぺ(知ってた)。エミリーはハワイ帰りで犬を連れていて空気が読めない。エミリーだけ設定濃すぎない?ティのことだから、多分エミリーの設定かなり細かく決めてると思う。

 

17.Lady ダイヤモンド

天才か!?天才だな!!?80's女子ドル、セクシーガールズが歌い踊るレディダイ!Ladyも今頃泣いて喜んでるわね!

セクシーガールズの素晴らしいところは、"女装"で終わらないところだと思うんですよ。ネタ的な、わかりやすく言うと「オカマいじり」みたいな茶化しが一切ない。魂がもう80's女子ドル。特にエミリーなんて、絶対この会場の誰よりも自分が可愛いと思ってるでしょ!っていう(実際そうだしネ)。わたしはSexy Zoneのそういうところが好きです。笑わせてやろうとかじゃない。本気の可愛いで勝負しに来てる。だってもう令和だもん、昭和のアイドルを模しているけれど、令和のスタンダードは性別とか見た目で茶化したりしないんだよ。

 

18.Ringa Ringa Ring

天ッ才か!!!??リガリガリン、ちょっと初心な男の子の歌だと思っていた。思い込み、よくない。たしかに女の子の歌なのかもしれないよね!だって歌詞に性別、出てこないもんね。今回のセトリで一番衝撃的だったのはリガリガリンかも。この解釈、ほんと恐れ入りました。はあ〜〜〜うまいよ、捉え方の多様さがすごいよ。

 

目覚ましが鳴って……まさかの夢オチ〜〜〜!

ステージ上での早着替え!一応衝立があるけど、制作開放席は真横なので普通にめっちゃ見える。おいしい。菊池さんのお下着はCELINE。

 

19.休みの日くらい休ませて

スーツのせくし〜!衣装提供にAOKIさんの文字があったからAOKIさんなのかな。

ゲーセンのセットに歌ってる以外のメンバーが座ってるんだけど、画面下が黒いから衣装確認して手直しできるようになってて、この発想に関心しちゃった。観客の前を離れないようにする工夫がうまい。

音源より生歌の方がコミカルさ増しててすごかった!

メガネ×短髪の中島健人さん……あれ…あなたはもしかして、、本間快さんでは………

 

20.ぎゅっと

スーツで歌うぎゅっと、いい。沁みる。

Sexy Zoneにももしかしたらそういう世界線があったかもしれないんだよね。アイドルという道を選んでくれて、本当にありがとう。

 

ここでKento Nakajima's Film最新作*2、まさかのSF系+戦隊モノだよ〜〜〜変身バンク!!!わたしは横顔のシーンが好きです!電話ボックスなんて今のティーンはご存知なのかしら…?80'sエッセンスのチョイスが絶妙。青い首振り扇風機も台所の玉のれんも、おばあちゃんちにあったやつ〜!

休休でスーツ着てたのがちゃんとここに繋がっているのと、オレンジのカードも用意されていたり長谷川さんがオレンジのネクタイだったり(よく見たら休休の映像でもオレンジタイしてた)、10周年のプリザーブドローズが置かれていたり、細かいところまでファンが楽しめるように作られている。ヘキポイントはサイドミラーで口角上げる菊池風磨さんです。あんなの…好きだよ……

 

21.Forever Gold

フォエバゴはMVで青春時代の輝きと今の輝きを表していて、Kento Nakajima's Filmでもアイドルに変身して戻ってきて輝く姿を表現していたの、ハァ〜〜〜うまいわね〜〜〜!

けんと頭にスカーフ巻いてる!それをやって様になるのはけんとだけ!

再度床上浸水センステ。この曲にも水飛沫合う〜〜〜!Freak〜はオトコ達から迸る色気だったのが、フォエバゴはマンガのキラキラトーンの効果みたいなイメージ。同じ水飛沫なのに見せ方でこんなに違って見えるのね。

 

22.LET'S MUSIC

フォエバゴで輝き続けることを選択したアイドルが、レッツミュージックするの物語性がある。

テンスのレツミュはキメキメだったけど、今回は楽しそうな感じ!レツミュ大好きな曲だからいろんな演出や表情が見られて楽しい。今後のツアーでもセトリ入りしてほしいナ〜〜〜!

 

23.RUN

この曲を聞くと2020年のいろんな出来事がブワァーっと思い浮かんで、こうして収容100%でライブができていることにちょっと感動しちゃった。

初日、センステからメンステに向かう花道で中島さんが盛大に転んでいらして、その後2公演目と3公演目ではかなり気をつけて走ってるように見受けられました。

 

メンバーからの挨拶。画面には5色の星と、挨拶しているメンバー色の北斗七星。

けんとが言うように、何年経ってもわたしはこの幸せなライブを取り出して眺めるんだと思う。そんな日があることを幸せだなと思うよ。

しょーりは個別仕事のことを言っていた。いろんな声がメンバーの耳に入ってしまっているんだろうし、聞こえなくても想像するだろうけど、それでも今やるべきことを見つめて進んでくれるSexy Zoneを、わたしは信じたい。

3公演目で聡ちゃんが泣いてて、こんなに素直で澄んだアイドル、わたしは聡ちゃんしか知らない。強くて逞しくなったけど、きっと昔から持っている聡ちゃんの素敵なところはそのまんま。きっとここからもっと、強さと柔らかさを持った素敵な男性になっていくんだと思う。それを見ていられるのってすごーく幸せなことだ。楽しみだよ!

菊池の「待ってみませんか」が何のことか、言わずともみんなわかっちゃうんだけど、Dreamの歌詞「ここで僕と待つのはどうだい」と繋げるところが菊池風磨の粋なところだと思う。それから、3公演目の「ここから売れます」の言葉に思わず涙してしまった。売れるのは待ってるだけじゃだめで、掴みに行くっていう決意が少ない言葉から伝わってきた。

挨拶の前までまるで夢のように煌びやかでショー的な要素の強いライブだったのが、ここの挨拶で一気にこのライブも"現実"であることを意識させてくれたように感じる。

 

24.Dream

ザ・ハイライトの中で一番好きな曲。どんな演出になるかなと思っていたら、歌詞を大切にした素敵な演出だった。聡ちゃんの字が丁寧で優しい。

Sexy Zoneはこの曲の「遠回りでもいいから ここで僕と待つのはどうだい」を真ん中に据えて会場をオレンジの光で包んでた。たぶんこのオレンジは朝焼けの色。みんなで過ごしてきた夜がもうすぐ明ける。オレンジのペンラを振る機会を作ってくれたのも、焦ったり急いてしまうファンの気持ちを汲み取って言葉をかけるのも、Sexy Zoneは匙加減がうまいね。

音源を聞いていたときは、好きだけど終わるしかない恋の歌だとしか捉えていなくて。たわいもない日々が消えてほしくないという思いの中に、もういっそ消してしまえればいいのにという思いが混じっているのかな〜なんて考えていたんです。

さっきの挨拶を聞いてからこの歌を聞くと、なんだか今日のライブのことを歌ってるように聞こえてきた。Sexy Zoneと過ごした時間は夢みたいだったけれど現実だから、綺麗に消えちゃ嫌だよ。夢なんだったら消えてしまうかもしれないけど、現実だから、思い出として大切に仕舞っておくことができる。取り出してまた眺めることができる。ライブという非日常が輝くのは日常があるから、なのであれば、日常を大切にしていれば思い出も輝き続けるんじゃないかな。日常を疎かにしていたら、楽しかったライブの思い出も掠れてしまうかもしれない。次の非日常を楽しむためにも、日々を懸命に生きていこうって思わせてくれた。

 

En1.Honey Honey

ハニハニだーーーーー(紅ダーーーーー)!!!!!世界中が待ち侘びたハニハニが!スタトロで!!!わーーーーー!!!!!!!

さっきのエモはどっか飛んで行った!ハニハニ!かわいい!さいこう!I can't stop loving you!

 

En2.Iris

最後にこのプロポーズソング持ってくるのズルくない?

2公演目のけんとの「君というセクシー」に全部持っていかれました。中島健人しか成立しない語句だよ!好き!

 

 

以上で終演となります。

いや〜いいライブだった。しょーりくんの言葉のとおり、せくし〜達も楽しんでいるのが伝わってきた。いまのグループの雰囲気の良さがこの素晴らしいライブの土台にあるんだろうと思う。

あとからゆっくり考えたときに、もしかして「日常/非日常」、「普通/特別」とかが裏にあるテーマなのでは?と思いました。ただ、ライブ中はほんと〜〜〜にひたすら楽しくて!楽しませてくれることに全振りされていて!きっといろんな受け取り方ができるように作ったライブなんだろうね。ひとつ正解があるわけじゃなくて。その寛容さがSexy Zoneらしいなと思っています。

 

わたしのザ・アリーナは終わってしまいましたがツアーは始まったばかりなので、どうかせくし〜達、スタッフのみなさん、セクラバのみなさんが無事オーラスまで駆け抜けられるよう願うばかりです。

 

We are〜〜〜?Sexy Zone!!!!!

 

*1:バンド界隈とかだと デビュー曲<初ヒット曲 という雰囲気がある

*2:正式名称は不明

夢から醒めぬ夢

今日は中島健人さん表紙のanan No.2257の発売日です。

テーマは「愛とSEX」

年に一度のこの特集に、とうとう自担が選ばれた。

 

発表になったときの心境はこちらに綴ってあります。

lpslzlsty.hatenablog.com

 

 

何度もテキストを読んで、写真もまじまじと眺めた感想として「素の表情を見せないでくれてありがとう」が今一番思っていること。

健人くんは「素の表情をさらけだした」と語っていたから、わたしのこの印象は間違っているのかもしれない。でもわたしにとっては、ananの健人くんは"アイドルとして"、この特集を楽しみにしている人も・不安に思っている人も、なるべく多くの人を満足させられる絶妙なところをきれいに攻めていったという印象だった。その匙加減のうまさが、健人くんが最高のアイドルである所以だと思ってる。

多分健人くんなら、夜のシーンでもっと生々しい厭らしさも見せられたでしょう。超絶男子図鑑やm-girlのように。だけどそれを望まない人もいる。朝のシーンではもっと幸せそうな表情も見せられたでしょう。MOREで結婚指輪を眺めていたように。だけどそれを望まない人もいる。

そういう全方位への!配慮が!見える!!!!!だってこんな、オンナ抱いててこっち見てるオトコ、いる!!???それ、素でやってたらやばいでしょ。それからインタビューの内容もすごく絶妙に、ファンとして普段享受している内容に読み替えられる。たまらなく健人くんのプロのアイドル魂を感じて、好きになってよかったなと思った。

 

「素の表情を見せないでくれてありがとう」と書いたけれど、わたしは健人くんの素の表情を、見たくないわけではない。垣間見えるおてんばプリンセスの健人くんなんかは大好きだし、たまに見せる案外クールでこざっぱりしているところも大好きだ。

だけど、このシチュエーションでの素の表情は、わたしが見るべきものではないなと思う。それは健人くんが一番大事なひとにだけ向けるべき表情だし、見られるのは健人くんの一番大事なひとだけであってほしいから、カメラに向かって見せてくれなくていいんだよ。どうかどうかその表情を見せられるひとと、いつか幸せになってほしいよ。

 

わたしが想像していた以上に健人くんは"アイドルとして"この企画に挑まれているように感じたから(ご本人はそのつもりは無さそうだけれど)どう受け止めるべきかちょっと戸惑ったけれど、今はこんな感じの気持ちです。

なにより「27歳 中島健人」の記録が残ったこと、本当に本当に嬉しい。美しい記録をありがとうございます。

 

夢から醒めぬ夢、中島健人というアイドルが描いてくれる世界をいつまでも揺蕩っていたいと思うのは、わがままでしょうか。

ananというMilky Wayの中で僕という彦星を抱いて

ついに来た。来てしまった。

中島健人さんがananのSEX特集に登場なさるぞ!!!!!ブォオ~~~~~~~~~~~~~~

 

今のこの気持ちを乱文であってもとりあえず残しておこうと思います。

 

ananといえば!のこの特集、ジャニヲタではなかったわたしでも存じ上げておりましたし、何度も目にいたしました。その特集に、とうとう健人くんが選ばれる日がきましたよ。

健人くん絶対絶対嬉しかっただろうな〜〜〜!

数少ない、本当に数少ない選ばれし者だけに与えられるこの特集、、、27歳、アイドルとして・男として、最高のタイミングで満を持して選ばれたと!!!いちファンのわたしでも思うのだから!!当の本人はどれほど喜んだことだろうか!!!!!

 

これは健人くんが本気で挑んだ「27歳 中島健人」の記録だ。生きてきた年月と、アイドルとしての年月と、Sexy Zoneとしての年月が全部ぎゅっと詰まっていて、それを全身で表してくれた記録だ。っていうかもう聖書でしょ。まだ見てないけど!!!!!

健人くんは愛のひとだから、その健人くんがどのように愛を表現するのか楽しみで仕方がない。ストイックに作り込んだ身体も、きっと彼の愛を表現するための手段にすぎない。どんな魅せ方をしてくれるのだろう。健人くんのこだわりがたくさん詰まっているんだろうな。

 

わたしは健人くんにあまりエロを求めていないというか、まあ与えられたエロにはそりゃ両手上げて喜ぶし、たまにネタにもしちゃうんだけど、これに関してはちょっと違うなという印象。一見エロにフォーカスされているけどananが選ぶ今一番脂の乗ったオトコ、ってことじゃないですか。それに健人くんが選ばれた。

そんな場面、健人くんのことだから、こちらの想像を遥かに上回る素晴らしいものを作り上げようと頑張ってくれるに決まってるんですよ!そういう健人くんが大好きなので!

だからわたしも健人くんの本気を受け止めたい。

 

健人くん本当に本当におめでとう!!!!!

発売日が楽しみです!!!!!(有休とったよ)

Sexy Zoneのライブに初めて行った話

とうとう、会えてしまった。Sexy Zoneに、会えてしまった。

約2年前にテレビの中の健人くんに撃ち落とされてから、来る日も来る日も健人くんのことを考えてきた。ずっと会いたくて、好きだと伝えたくて。その日がようやく来た。

 

Sexy Zone Anniversary Tour 2021『SZ10TH』
2021年5月29日札幌 夜公演、30日札幌 夜公演*1

これは一生忘れられないSexy Zoneとの初デートの思い出です。

 

初日オープニング、シルエットが見えた瞬間、涙が止まらなかった。Sexy Zoneがそこにいる。Sexy Zoneって、本当にいるんだ!!!しかもわたしが生きるこの街に!

この2年間、頑張って生きてきてよかったなあ。好きになった日のこと、初めてライブに行けるはずだった去年のこと、配信ライブのこと、今回のチケットが取れた日のこと、それから行くかどうか悩んだここ数日のこと。うちわを作って、ダイエットして、ちょっと良いスキンケアに変えて、服を買って、カラコンを買って、髪を切って、爪を塗って、いつもより時間をかけてメイクして、準備を整えてこの瞬間を迎えたこと。全部ここに繋がっていたんだな。

初めて生で見るSexy Zoneは、映像よりもずっと輝いていて、ずっと繊細な造りをしていた。目の前で動きも表情もくるくると切り替わっていく。ただかっこいいだけじゃなくて、華があった。煌びやかで、眩しかった。なんだかすごい人たちを好きになったもんだなあと思った。

 

2日目夜、2曲目「Celebration!」外周、下手を走る健人くんに「健人くん♡」うちわを向け全力で愛を(心の中で)叫んでいたその時、健人くんが、こちらを、指差した。時間が止まったようだった。見渡してみたけれど、健人くんが指差した方向にいた中島担はわたしだけだった。

健人くんが、わたしを見ていた。全力の"好き"が、健人くんに届いた。すごい。アイドルって雲の上の存在だけど、ちゃんとここにいて、伝えたら受け取ってくれるんだ。

人生初のファンサ。この思い出だけで当分頑張れる。見つけてくれてありがとう。

 

ってしっぽり思ってたんですけど、2日目夜「Hey! You!」の外周でまた健人くんがこちらに来まして。今度は「撃ち抜いて」うちわを向けていたら、ねえ、そんなことある?また指を差してくれたんですよ。

こんなのもう、一生離れられないじゃない。一生好きだよ、あなた以上のアイドルなんて絶対現れないよ。他の人なんてもう見られないよ。そりゃたまには他のアイドルにキャー(小声)ってしちゃうかもしれないけど!でもあんな空間を知ってしまったら、誰を見ていても健人くんとの時間を思い出すよ。

 

本物の健人くんは、映像で見るよりずっと顔が小さくて足が長くて、、、こんな人間が存在するのか!!?いやでもそこにいるんだよね………指先の一本一本まで美しい、動かした脚の余韻もエレガント、これは宗介さんが健人くんの中に生きている所為もあるのだろうか。
この2年で健人くんの好きなところがいっぱい増えたけれど、やっぱりステージに立つ健人くんが一番好きだ。あと、最初に好きになったときの素直な「かっこいい!」という感情を思い出した。いろんな理屈を付けて"好き"を積み上げているけれど、根底にあるのはシンプルに「かっこいい!」という思いなんだった。それを思い出せてよかった。

金髪になっていた勝利くんは儚い美青年というより強く凛々しい美青年だった。初日、上手前方のリフターに来た勝利くんを見上げて思ったのは、お尻がちっちゃい。っていうか無い。お尻、無い!
2日目夜は特に"カワイイ"に全振りしていて、「PEACH!」バクステで健人くんに肩を組まれながら左右にわん🐶わん🐶ポーズしていた。そりゃ健人くんも「俺の推し!!!」って言うよ、かわいいよ、かわいい。

聡ちゃんは思っていたよりしっかり男の人だった。骨格がしっかりしてるのかな。可愛らしい笑顔とのギャップにどきっとした。アンコールでぶかぶかのパーカーを着てぴょんぴょん飛び跳ねるから、お腹がチラチラ見えてアワアワしてしまった。初日より2日目のほうが髪のピンク感が強かった気がする。
チェンザワだったかな、ずっっっと会場中を見渡しながら満足そうに笑って、ファンの顔をしっかりと見て手を振っていて、すごくすごくアイドルだなあと思った。上手く言えないけれど、アイドルが似合う人。やりたいことと、それに相応しい精神って必ずしも一緒じゃなくて、でも今の聡ちゃんはそれが合致してるのかなあ、なんて思った。

菊池さんは顔が小さくて、背が高くて、細かった。つまりスタイルがめちゃめちゃ良かった。ふわっと笑うのがずるい男!なのは生で見ても変わらなかった。初日、周りの菊池担へのファンサおこぼれ?をいただいて、これか〜〜〜!ってなった。「俺の女」って目してるじゃんね(?)。
菊池さんが一番映像で見てきた印象と違っていたなあ。最初に菊池さんを見た時はご多分に漏れずスカした奴だと思っていたのが、ここ2年でかなり親しみを持っていたというか「近くにいそう(でもいない)」を強く感じるようになっていて。でもそれが、生で見ると大スターだった。あんなかっこいい人、そりゃ近くにいるわけないわ!

 

ずっとずっと夢のような時間だった。大好きな曲がこれでもかと並んでいた。ずっと聴きたかった「タイムトラベル」を生で浴びた。これは現実なのでしょうか?分からない、2公演も入ったのに、あれは現実だったのか分からない。

2日目夜は「名脇役」健人くんのリフターがすぐそこだった。ポタポタと落ちる汗が見えて、汗が見えるほどの距離にいるのに、上に上がっていく健人くんを見上げることしかできなくて(当たり前)、何かしらの間違いでいいから 僕のものになってくれないかなあ……って、そんなことを思うのすら烏滸がましくて、そんなことばっかを考えていること、君は知らなくていいよ…………

目に焼き付いて離れなかったのは、RUNでふまけんが並んで花道を進む背中。やっぱり強い。向かうところ敵なし。どこまでもついて行かせてよ。そしたらきっと、もっとすごい景色を見せてくれるんでしょう。

 

声は出せない、マスクとフェイスガード着用で、Sexy Zone側から見た景色は異様だろうしやりにくかったことでしょう。それでもあらゆる対策を講じて、声が出せなくても楽しめる方法を考えて、ステージを作ってくれたこと、ライブを開催してくれたこと、本当に感謝しています。この街に来てくれてありがとう。

ステージに立っていたのは4人だったけれど、間違いなく5人の10周年記念ツアーだった。映像でマリを出していた場面だけじゃなく、いたるところにマリの匂いがあった。4人がマリの思いも一緒に連れてきていることが伝わってきた。

 

ライブに行ったらSexy Zoneがもっともっと好きになりました。今はまだ10年の中のたった2年しか知らないけれど、20周年のときには12年応援している計算になる。そうしてどんどん、一緒に歩んできた時間の割合を増やしていけたらいいなと思う。

僕らはこの時間を止められないから、止められないからこそ、また次に会える日を楽しみに、明日からも生きていきます。

 

*1:初日はアリーナ上手Bブロ、2日目はアリーナ下手Cブロ。幸いにも二日間ともアリーナ、しかも対角だったので今回のステージを存分に楽しむことができました。同行者様に大いに感謝です。