I can't stop loving you !!

うるうるなその笑顔 見つめちゃうのさ

今のSexy Zoneが、一番好きだ。

先日放送された『Sexy Zoneの進化論 #10 「大人最終検定旅行」大人の移動時間編』を見て、改めて感じたことを書きたい。

 

今のSexy Zoneが、一番好きだ。の話。

 

Sexy Zoneの進化論|衛星放送のスカパー!
https://promo.skyperfectv.co.jp/sexyzone/

 

彼らの冠番組が始まると聞いたとき、正直とても怖かった。喜びよりも不安を先に感じてしまっていたと思う。この"不安"は番組の数字等に対するものではなく、至極個人的な「自分は楽しめるだろうか?」という"不安"だ。

隠さず述べてしまうが、彼らの過去のバラエティでは、企画や、若さや、グループの状態や、その他のあらゆる点に於いて、どうにも享受できない部分があった。もちろん、バラエティ的パフォーマンスを含んでいることは理解しているのだけれど、それでもうまく楽しむ方法がわからなかった。

もし新番組でどうしても許せない一面が見えてしまったらどうしよう。このままSexy Zoneを好きでい続けられるのだろうか。せっかく出逢えたひとたちをわたしは手離すのだろうか。好きなひとのあらゆる"今"を、なるべく肯定したいし応援したいのに、そこに目を瞑って大声で「好き」を叫べるだろうか。胸を張って「好き」を貫けるのだろうか。

 

3月の第一報での複雑な気持ちを整理できぬまま、4月に番組は開始した。

結論から申し上げると、全ては杞憂でしかなかった。

 

回を追うごとに緊張も解けたようで、段々と彼らの"素"っぽいところが見えるようになった。そこで見えてきたのは彼らの寛容さと天真爛漫さ。「いつから、大人だったんだろう?いつまで、子どもだったんだろう?」のキャッチコピーを思い出す。彼らとこの番組を表現するのに、こんなに秀逸なフレーズはない。

おそらく彼らはデビューした瞬間から、もしくは初めてステージに立った瞬間から"大人"として生きてきた。過去の作品は"大人"になりきれていなかった彼らが懸命に大人びてみたり、あるがままの子どもらしさを出してみたり、大人の世界で必死に戦ってきた軌跡であることに今更気付かされた。その先に今、『Sexy Zoneの進化論』があるのだ。全ては地続きだ。

Sexy Zoneの進化論』で見られる、全員20歳を過ぎた彼らの年相応かそれ以上に大人びた対応と、青春を感じさせる無邪気な輝きは、今ようやく"大人"が馴染んだ彼らが背伸びせずにいられる等身大なのかもしれない。早く大人になることを求められ続けながら、決して子どもらしさを捨てず、常に「自分たちらしさ」を軸に持ち続けてきたひとたち。今の彼らが見せてくれるものに対し"不安"を感じる要素はひとつもなかった。

 

その最たるものが冒頭で挙げた『#10「大人最終検定旅行」大人の移動時間編』だった。

年上組が持ち前のワードセンスと賢さで場を盛り上げる姿。年下組が立ち向かえる強さを持ち合わせ、愛らしさを遺憾なく発揮する姿。それらを養える土壌が育まれていることに、甚く感動した。何より最後に聡ちゃんが出てきたときの雰囲気からは、彼らが今全員同じ思いで、同じ方向を見て、同じ速さで走っていることが伝わってくる。5人でいられる喜びが伝わってくる。

「いつから、大人だったんだろう?いつまで、子どもだったんだろう?」、子どもから大人へ移ろいゆく時間を、5人はお互い感じ合いながらここまでやってきたんだね。

 

4人で表舞台に立っていたときにSexy Zoneを好きになったのだけれど、きっとその間も彼らの気持ちはずっと5人だった。

わたしはこの一年、4人の姿を通じて、5人のSexy Zoneを見ていた。

今、久しぶりに5人で表舞台に立つSexy Zoneを見て、今のこのSexy Zoneが一番好きだなと思う。

 

今月末には待望のPOP×STEP!?ツアーの配信がある。

現時点で詳しいアナウンスがあるわけではないけれど、5人揃ってステージに立つ様子を目の当たりにできるのが、楽しみでたまらない。

 

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020
https://online.johnnys-net.jp/s/jno/page/SZ2020