I can't stop loving you !!

うるうるなその笑顔 見つめちゃうのさ

中島健人さんが救いと希望をもたらしてくれた話

 

忘れもしない2019年7月6日、わたしは恋に落ちた。その瞬間からわたしとケンティーは両想いになった。

これはとりわけわたしに限った話ではなく、恋に落ちたら誰しもがケンティーと両想いになれる。そこがケンティーのすごいところだと思う。

 

残念ながらこのブログに壮大なドラマはありません。勝手に中島健人さんを好きになって、勝手に救われて、勝手に希望を見出したというだけの話です

とはいえわたしにとっては、きっとずっと忘れることのできない出来事なので、節目に書き残しておこうと思った次第です。

 

Beforeケンティー

2017年から育休を取得し、2年半の期間限定専業主婦をしています。

自分で選んだ道なのだけれど、それまでの生活と全てが違っていて、2年経った今でも正直慣れない。

 

今日が何月何日何曜日かなんて、朝のゴミ出しの時にしか確認しなくなった。

あの頃は毎日日付に囲まれて働いていたのに。

 

世の中のほとんどのニュースが自分の人生に関係なくなった。

あの頃は社会の動きも、政治の動向も、新商品の発売も、自分の仕事や生活に関連していたのに。

 

でも仕事に復帰することを想像しても、前向きに働く気持ちにはなれなかった。

趣味だった旅行にはどうせ行けないし、そもそも働くってツライことの方が多くて、それを家事育児と両立させるなんて余程のガッツがないと無理無理無理。

 

専業主婦も楽しめないし、かと言って復帰するのも前向きになれない(育休取ってるだけだから復帰するけど)。

ケンティーに言わせたらエナジーヴァンパイアのネガティヴマンなんだけれど、今考えると結構ギリギリのメンタルだった。

 

中島健人さんとの出会い

わたしの人生はGLAY無しでは語ることができないほど、まさに宗教の如く信仰してきました。もしくは何があっても帰れば暖かく迎え入れてくれる実家のような場所ともいえるし、更に今となっては中島健人さんに出会わせてくれたキューピット的存在でもあります。

周りが嵐や関ジャニ∞KAT-TUNを好きになっていく中、もしくはBUMPやエルレを聴く中、青春パンクやロキノン系に憧れバンドを組む中、たまに浮気しつつも約20年、GLAYばかり追って生きてきました。

 

2019年7月6日、GLAYが久々に地上波に出演するということで、テレビ前最前で待機しながら流し見をしていたところに、Sexy Zoneは現れました。THE MUSIC DAY -時代-、これが運命の出会いとなるとは知る由もなかった。

 

それまでのわたしのSexy Zoneへの認識は、5人組(人数は知ってた)の幼い少年たち(デビュー当時の印象)がセクシーを名乗る(セクシーの多義など知らない)だなんてジャニーズはすごいな???っていうこと、

ケンティーに関してはゴチに出てるイケメン、セクシーサンキューとかセクシーストップって言ってるから多分Sexy Zone(ケンティーの狙いが見事に当たっているし、ゴチはこういう一般層への浸透がやっぱりすごい)ってことくらい。

 

その瞬間は突然やってくるもので、それは曲が終わったタイミング。

Sexy Zoneの皆さん、ありがとうございました〜!」の声が聞こえる中、

中島健人さんはマジック*1の不発弾をカメラに向かって撃ち抜いた。

 

    その瞬間、落ちた、と思った。

 

完璧なタイミングとカメラ目線と表情で、「正解」を作り上げた。中島健人に「失敗」の文字はなかった。

 

それから各所で彼の名前を検索して出てくる内容全てが、美しく光り輝いていた。アイドルとしてステージに立つ煌びやかなケンティーも、中島健人という25歳男性のリアルも、彼の内面から尊さが滲み出ていて愛しくなった。いつだって彼は全力で、真っ向から「ケンティー」と「中島健人」を生きている。たまにポンコツなところもあるんだけれど、それもまるっと抱きしめたくなるひたむきさがある。努力の跡をそうと見せない強さも、弱さを見せる強さも、芯の通った気高さも、完璧なバランスで持ち合わせていると思った。

と同時に、画面の奥からこちらを見つめる彼の惜しみない愛を感じてしまった。ステージでもバラエティでもラジオでも、いつだって愛が溢れ出ている人だと気づいてしまった。こちらが1の愛を送ったら、10にも100にも、もしかしたら1億くらいにして返してくれる人。それも、「ファン」という総称に対してではなく、個々人を相手に向き合って、人間同士の関係を築いてくれる。

わたしは石橋を叩いて叩いてその結果渡らない人間なので身辺調査(?)をした上でしか足を踏み入れられないのだけれど、「この人は裏切らない」と確信してしまったから、覚悟を決めるほかなかった。

何よりも、素直に、きっとまだまだ魅力を増し続けていく彼を、もっともっと高いところで光り輝く彼を、ずっと見ていたいと思った。口角をきゅっと上げて笑う彼の、その眩しい笑顔を守る一端を担いたいと思った。

 

迷う余地などなく、FCとwebに加入し、CD・BD・雑誌も立て続けに購入した。

こうして出会ってからおよそ1週間で、立派にケンティーラバーズとしての人生を歩み始めました。リア垢での転がり落ちっぷりが見事なので載せておきます。

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Afterケンティー

中島健人さんに出会って、わたしの生活は変わりました。

 

朝のゴミ出しでしか確認しなかったカレンダーも、今ではCDの発売日(「POP×STEP!?」発売決定おめでとうございます!)、テレビの出演予定、雑誌の発売日で埋まっていて、毎日確認するようになった。

 

自分には関係ないと思っていた気候変動に関するニュースさえも、某大臣が「セクシーに取り組む」と発言したことで、一気に身近なニュースになった。

 

中島健人さんに出会ったことで、Sexy Zoneに出会ったことで、わたしはまだまだ社会と繋がっているんだと思えるようになった。

うっすら抱いていた社会から疎外されているような気持ちが晴れて、心がすごく軽くなった。勝手だけど、救われたなと思った。

 

そして、自分の人生を輝かせて、楽しく生きるために、仕事に復帰するのが待ち遠しくなった。

魂をかけて本気で頑張る人は美しいとケンティーを見て思ったから、わたしも本気で頑張れば少しは輝けるんじゃないかなって、希望をもらった。

あと、オタク、金、かかる。貢ぐとか、ファンなら金を出せ!とかいう話ではなく、自分が楽しいと思うものや投資したいと思うところに惜しみなくお金を出して、楽しくオタクやりたい。目下の目標は春魂でケンティーと初逢瀬することです。ツアー楽しみ!!

 

余談ですが、何か困難に出遭ったとき、

これはわたしに課された任務…これはわたしのミッション…This is my Mission……

This is my Miiiiissioooonnn!!!!!!!!

と脳内再生すると脳内のケントロイドが黒Tを引き裂いてくれるので一踏ん張りできるようになった。これはどんな時でも使えるからとてもありがたい。マイベストライフハック

 

おわりに

令和という新しい時代が始まった年、20代最後の年、育休最後の年、彼に出会えたことは運命だと思う。今このタイミングこそ、出会うべき時だった。出会うべくして出会った。

何度も、何度でも叫びたい。出会ってくれてありがとう。

 

何万人もの当てのない依存や期待を受け止めて、もしかすると人生までもを背負って、それでも輝き続けるアイドルという道を選んでくれたこと、感謝の念に堪えません。

 

Et nous nous resterons sur la Terre
Qui est quelquefois si jolie

Avec toutes les merveilles du monde
Qui sont là
Simplement sur la terre

—Jacques Prévert, "PATER NOSTER"

 

地上はときどき美しい。この世のすべてのすばらしさは地上にある。中島健人さんが存在する今この場所を、わたしは愛しているよ。

明日で30歳、強く美しくしなやかに生きていきたい。

 

*1:上記番組では「カラクリだらけのテンダネス」に合わせメンバーが数々のマジックを披露したが、佐藤勝利さん以外尽く失敗しており、中島健人さんは最後の見せ場となる手から炎を出すマジックが不発に終わった。